micasso’s diary

Welcome to my page!!イギリスの大学に通う舞台演出家志望の20歳による日々思ったことや留学情報についてのブログ

Semester 1 (first year)

みなさんこんにちは!年を越してしまう前に半月前に終わった1学期のことについて書こうと思います:)

IFY(インターナショナルファンデーションイヤー)とのギャップだったり、自分がまだ成長しきれていないことがあるから、2学期に向けて少し整理できればと項目ごとに書いていこうと思います!

IFYは一体学部に入ってからどんなことに役に立つのか、イギリスの総合大学にある演劇学部はどんな感じの勉強をするのか、気になる人は是非読んでください!

 

今学期の感想と授業:

去年のIFYと比べ、好きなこと出来ているから、勉強が全然苦じゃなく、新しい知識に触れられて、毎日ワクワクしながら勉強に取り組めた気がします:)日本の友達に電話した時に言われたのが「ミカソ去年よりめっちゃ楽しそうな顔できている」って周りがわかるくらいだったみたい(笑)

授業の形もオンラインレクチャー以外にスタジオ実習があったため、去年の座学とまったく異なっていて、とても新鮮で、勉強するというよりも、勉強が遊びという感覚でした(演劇はPlayとも言うので笑)

火曜日の授業にテーマに関係するパフォーマンスを1人劇の状態で演技し、フィードバックをもらってから、水曜日に2~4人のグループワークを通してみんなのアイデアと授業で学んだことを融合して、木曜日の授業で磨き上げたものをチームで発表するという流れで毎週新しいパフォーマンスを作っていったの凄く楽しくて、こんなに短いスパンでパフォーマンスが生まれて、そして磨き上げていくことができるんだって毎週のように感動してた✨

これ以外の授業は、あらゆるパフォーマンスを見ることがとにかく多く、舞台上だけに限らず、色んな形のパフォーマンスをどう分析するのかについて学ぶ授業がありました。例えば、空間がどう働くのか、時間がどう働くのか、パフォーマーとオーディエンスの相互関係はどうやって生まれるのか、パフォーマンスが社会にどう影響するのか、などなど、制作に作るのにあたって考慮しないといけない部分も学んだので、他の生徒は全然実践させてくれないって嘆いていましたが、私はこういう分析することが大好きなので、何気に一番好きな授業だったかも(と言いつつ全部の授業が好き!笑)
 

IFYを経験してよかったこと:

大学のこと(サイト使い方とか、図書館の使い方とか、参考文献の書き方とか)は全部IFYでやっていたから、それらをはじめて扱う周りの学部生よりストレスなく接することができたし、何より親元を離れて、異国の地で暮らすというのが早くも二年目なので、どういう勉強方法が自分にあっているか少しわかるようになったり、ストレスの向き合い方も自分なりにうまくなった気がする!

不安だったこと、どう乗り越えていけたのか:

去年は留学生に囲まれて、みんながお互い英語が良くないのを知っているから、繰り返し何度も説明したり、躊躇なく質問できる環境があったのに対し、学部に入ってのクラスは私以外全員イギリス人で、想像よりも、みんなアクセントが強くて、容赦なく意見の出し合いをしているから、最初は発言どころか、聞き取りすら難しくて、ディスカッションに入れないことが多々あって、自分に英語力が足りない、基本的な知識がないって悔しかった。

でも去年の私なら落ち込むはずだけど、ここはしっかり去年の経験を生かして、とりあえず落ち着いて自分の何が問題なのか、何が不足しているのか、何をそう改善していけばいいのかを考えながら、何かしら対策をしていけるようになった。例えば、すぐにわからないところとか助けてほしいところとか先生に聞くようになったとか、足りない部分のリーディングを自主的に出来るようになったと思う。

 

今までの演劇についての考えの変化:

①今まで演劇は自分なりの解釈で見てたけど、実際に分析論を学んで、共感できる部分もありながら、知らなかった部分をたくさん知って、今までより演劇をもっとクリティカルに分析することが出来た。パフォーマンスを分析する課題が多かったのだけど、どんな課題を通じて、復習しながらも色んな観点からパフォーマンスを見ることが出来たので、評論も演劇の作る過程って知って、興味も今まで以上に持つようになった。

②幅広いパフォーマンスの枠を知ることが出来て、これからもっと演劇内で色んな分野について知りたいと思った!舞台上だけじゃなくても、日常生活に潜んでいる演劇がたくさんあるから、少し演劇に近づいた気がするし、演劇の知らない人に演劇の良さに気付いてもたいたいからこそ、これは何かしらのヒントになる気がする。
③もともとはずっと裏方でいようと思っていたが、実際に毎週表に出てパフォーマンスすることで、裏方を知るにはもっともっと表のことを知る大切さを知った。演じる”だけ”と思っていたけど、決められたことをやるのも想像以上に難しいし、セリフ1つからの読み取るキャラクターの感情、性格、状況を考えながら表現するのって思ってたより伝わらない。日によって全然演技が安定しない。裏方志望の私にとっては、この発見ってもしや世紀の大発見ってくらい衝撃で、これを自ら経験して理解すると、その場の雰囲気作りや演者のポテンシャルを引き出すのにすごく大切って知った。表の深さを知って、もっともっと挑戦していきたいなって思った。

 

もっと改善していきたいこと:

今学期は自信がなく、反論されたら言い返せず、結局相手の意見に多く流されることがあったのでは?と思う。できない・わからないを言い訳にまだ自分が爪甘いところってあるから、しっかり自分を突き通していきたいし、いつまでも自分にハンデがあるという意識を持たずに、もっと積極的になりたい

(難しいから、少しずつ、明確な目標を持ってやっていけたらいいな:))

 

いかがでしたでしょうか?

どれもすごく新鮮で、演劇にワクワクを持つ一方、来学期は自分の弱みともっと真剣に向き合っていきたいなと思います◎

 

ミカソ