micasso’s diary

Welcome to my page!!イギリスの大学に通う舞台演出家志望の20歳による日々思ったことや留学情報についてのブログ

月と太陽

「月になりたい」

そう今までの私は思っていた。

太陽よりもなんだか地味で影的な存在と感じていた。

 

ただふと気づいた。月は太陽の存在があるからこそ自分のことを輝かされる。「私は裏方ですよ」って言いながら主役的な存在。

 

だから21歳になった私は「月ではなく太陽みたいな存在になりたい」と決めた。20歳は周りの人に照らしてもらうことが沢山あったからこそ、21歳は周りの人を照らせるような存在になりたい。色んな発見があった去年だからこそ、今年は大切なものをもっと大切にしたいと思う。

 

ミカソ

2021.07.04

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この思考に至ったきっかけ:

最近高校生向けのキャリアについて考えるコンテンツを作っていて、自分が中高生の時一体何を考えてたのだろうかと振り返っていたら、中学三年生の時に弁論大会で「人を輝かせれる人になりたい」と語ったのを思い出した。

多分今の私の軸を作っているような発言なのに、長い間忘れていた。でも思い出した途端、原点に戻ってきた気がする。物理的に人を輝かせること(舞台照明)に憧れていた中学生の私だったけど、今の私を少し予測している気がする。自分の作ったテーマを意識していなかったつもりだけど、実は無意識に自分のどこかに存在するわけで、ただ単に「舞台を創ること」から始めた私の学びは、いつの間にか「メンバー1人1人が自分らしく輝けるような制作現場にしたい」というものになっていた。裏方を目指し始めたのは「人をさらに美しくすることが出来るから」、それは何か外部のもので増すことだけじゃ足らずに、人の内部から引き出すものだった。

だから裏ボスみたいな月ではなくて、舞台監督の授業でも先生が「舞台監督の雰囲気で制作チームが変わる」と言ったように、太陽になって自分から原動力を広めたいし、人から支えてもらった倍以上に人を輝かせたいと思った。