micasso’s diary

Welcome to my page!!イギリスの大学に通う舞台演出家志望の20歳による日々思ったことや留学情報についてのブログ

IFYでの1年間

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皆さんこんにちは!International Foundation Year(インターナショナルファンデーションイヤー、通称:IFY)を修了して約4か月、やっと大学からオファーレターが届き、履修もし、ビザも降りて、渡航が決まったので、実り多かった一年を時系列順に心情の変化について書いていこうと思います:)
(※実は5月からずっと下書きに眠っていた原稿で、なかなか投稿できず今となってしまいました(笑)これからIFYを受講される方がいるかもしれないので、その方のためにってことで(笑))

7月
pre-sessional courseの始まり、初めての一人暮らし、語学コースといえど何もかもが初めてで、周りアジア人しかおらんのに友達できんくて、日本人はいたけどみんな年上で凄く怖くて、周りの英語力に圧倒されて一番たくさん泣いた月。カルチャーショックとも言えるのだろうか。某bestieは生活の基礎を作ってくれた。某BFFが心配してくれて日本から毎朝電話かけてくれる。あと同じクラスになった某お姉様がずっと仲良くしてくださって、いつも助けてくれたおかげでだんだん慣れてくるようになった。フラットメイトは大学院生のお姉さんたちで、最初は緊張したけど、めっちゃ可愛がってくれた。

8月
初めて舞台についてエッセイ書いた楽しかった。やっと舞台について調べたり、本読んだり、学べるんだって考えると嬉しくてウキウキしていた。なんやかんや慣れてきて一番遊んだ月。おおさかグローバル塾の活動にちょっと参加して後輩たちにすごく勇気づけられた。バンクホリデーで初めて友達と航空券とか宿泊先とか全部自分たちで取って旅行に。ギリシャ楽しかったなあ。青く澄み渡った空をみて、「ああ、このまま時が止まればいいのに。これ終わったらいよいよIFYが始まるんだよなあ、空が表情変えるみたいに、私も顔つきが大学生になって考えも知識も成長するしていけばいいのにな」って考えてた(笑)

9月
この月で"人生病んだ時にはロンドンで舞台とラーメン"のルーティン確立。リーズには美味しいラーメンがないので、ロンドンで舞台観劇する前に食べることにした。あとは有難いことにずっと会いたかった親とも会えて、イギリスに行こうと思わせてくれたオックスフォードにも行けて原点確認。色んな人や気持ちに支えられて、この正規留学が成り立っているのだなって。頑張ろうと思った。

10月
絶賛病み期。プリセッショナルコースで来ていたとはいえ、IFYはまた異なった環境だったので、リーズに住んで3か月も過ぎるのに、本格的に大学生活のハードな勉強環境に慣れず、友達も出来ず。周りの英語能力や今までの経験が凄くて自信を完全になくす。今まで完璧主義だったから余計に辛かったの覚えてる。謎にとある同じクラスの子になぜかライバル視されて、人と比べられるのがしんどかった(今思うとなんでそんなんでへこたれてんねんって思うけど(笑))。サークル入ったけど結局最後まで行かず、頑張りすぎて、生きてる心地がしてなかった。某BFFが電話越しに聖書読んでくれて、たくさん泣いたお陰でなんとか持ち堪える。某bestieにずっと相談に乗ってもらって、一緒にご飯たべてくれて、「たまには休憩ね」って一緒にドラマ見てくれて、嬉しかった。

11月
この月も病み期(いつも病んでるじゃん(笑))。泣いたらいつも日本の友達からの手紙を見てホットアイマスクして寝るというのがルーティン化。第2回目の"人生病んだ時にはロンドンで舞台とラーメン"。旧友とも会えて嬉しかった。なんで私今ここでこんなにしんどい思いして勉強しないといけないのだろうって思ったけど、舞台観劇したら、私が勉強する理由の全てそこにあって、その後めっちゃめちゃ頑張れた。

12月
日課題に追われながら、昼寝する時は課題の夢、夜寝る時は日本の夢を見てた(笑)。金縛りにあってないだけマシだと思ってた(笑)。深夜まで友達と人生語ったりすることも。自分ってどんな人生歩めばいいのだろうかとか、大学生をどう過ごしていけたらいいのかとか考えてたな

1月
日本に一時帰国して、エネルギーをたくさんもらったから頑張ろうってなった。めっちゃいい気分転換になって、1学期より授業が楽しくて、以前より自主的になれた気がする。

2月
先生から返されたエッセイは多分クラス最下位で他のみんな面談1対3なのに私だけマンツーマン。「ああ、私って所詮落ちこぼれ」なんだって落ち込んだ。だけど、たくさんアドバイスもらったお陰で何をどうしていけばいいのかわかるようになって、ただただそれを徹底的にやった。成績これじゃ学部に合格できないの知ってたから今までで一番勉強したし、だんだん勉強の仕方がわかってきた。たくさん舞台について勉強できた。勉強大変だったけど、勉強が楽しくて充実してた。とある昼休みに不意にかけてもらったクラスメイトの「ミカはいつも丁寧にやってるからこれからきっと結果に出るよ。保証する。」って言葉が本当に救いだった。第3回"人生病んだ時にはロンドンで舞台とラーメン"で念願のレミゼを観劇。モチベと生産性爆上がり。
3月
コロナウイルスの影響で毎日情勢が変わっていて精神崩壊しそうになる。実際帰国するまで最後の数日してたんちゃうんかな。勉強はたくさんしたつもりだけど何故か記憶にない。嬉しかったのは、やっと友達と言えるような友達が出来た。一緒にご飯作って楽しかったなあ。図書館も一緒に行って頑張れた。だけど、ちゃんとしたバイバイも出来ずに帰ることになってしまった。悔しい

4月&5月
IFYとバイトと774の3足のわらじを履いた。めっちゃ忙しかったけど毎日が楽しい。よく言う「大学生活は勉強、サークル、バイト、恋愛の4つ中、2つしか達成できないよ」の言葉の意味を思い知る(笑)全部手抜いてないつもり。最後体調崩す手前だったけど、まあなんやかんやオーライ。お陰でスケジュール管理がうまくなった気がする。時間がない中やった成績に入らない課題がなぜか今まで一番成績がよかった(笑)初めてPerfectって評価されて3度見くらいした(笑)ただ悔しいのは対面の授業で1年間一緒に励まし合ったみんなとお別れしたかったなあ。
 
しんどかったけど、ずっと舞台が出来るのを夢みて頑張ってた。自分ができないことばかりで落ち込むこと多かったけど、伸びしろしかなかった。勉強のスキル以外にも、自分を見つめなおす機会が今までよりも沢山持てたり、どう自分のメンタルヘルスに向き合えばいいのか考えることだったりと、自分との対話をたくさんした一年。
という私のInternational Foundation Year。当時は気づかなかったけど、終わって振り返れば、美しい日常が詰まってたなって。写真を久々に見返したら、案外勉強以外にも充実してたなって。
あと1週間後には大学1年生になるけど、そんな初心を忘れたくないね