micasso’s diary

Welcome to my page!!イギリスの大学に通う舞台演出家志望の20歳による日々思ったことや留学情報についてのブログ

IFYの授業について

こんにちは、ミカソです!

今日はインターナショナルファンデーションイヤー(IFY)の授業について話したいと思います:)

まずはIFYって何?って人向けに↓

micasso.hatenablog.com

 

IFYの一年間を通して、わずか3種類の授業しかありませんでした。しかも多くても1つの種類につき、週3コマ(1時間もあれば、1時間半もあるし、2時間のもありました)。今日はその3つの授業について深掘っていきたいと思います!

前回のブログにも言った通り、私はAcademic Study skills、Communication and Media、Exploring Arts and Humanitiesの3つを受けていました。

受ける授業内容は大学によって違うし、コースによっても異なるのであくまでIFYってこんな感じの授業か~って参考にどうぞ:)

 

 

Academic Study Skill

英語の4技能(ライティング、リーディング、スピーキング、リスニング)を身につける授業。一年間を通して、Urban development、Globalisation、Climate changeとIssues in my own subjectの4つをテーマに勉強していきます。

この授業は全てのIFY生徒が受講しなければいけない科目ですが、テーマは文系と理系によって違うので、クラスはそれぞれ分けられています。2時間授業を週に3回。

日本の高校で単に読解したり、文法の解説したりするのかはなくて、どうやって文章を自分の言葉で要約するのか、エッセイはどう書くのか、エッセイプランはどう立てるのか、速読の仕方とか、プレゼンテーションの仕方や、言葉遣い、セミナー(グループディスカッション)での発言の仕方や意見の取り入れ方など、よりアカデミックの内容になっています。

英語での勉強能力を図る科目なので成績つけられる課題(Essay, Seminar, Presentation, Annotated Bibliography)の前には必ず同じような練習課題がありました。また、それぞれ提出後にReflectionという今回の課題作成の途中での困難や反省点、良かったことなどを課題提出から24時間以内に出さないといけませんでした(これは大学によるかも)。

この授業は私の英語力のなさをめっちゃ映し出してたので、個人的にはこの授業が何よりもの憂鬱でした(笑)しかも自分の専門分野とまったく異なるテーマなので、毎回泣きながらこの課題を終わらせていました(笑)

ですが、ものすごく具体的に大学で必要なスキルを教えてくれるし、何をすれば点数とれるのか一番よく理解させてくれる授業だったので、これからIFY受ける方はこの科目を真剣にやりましょう:)

 

Communication and Media

一番好きだったメディアの授業!!一番継続的に時間かけた授業!!

内容としては一般教養程度のメディアの話で、1学期はメディアはどう分析するのか(社会構成主義、技術決定主義、マクルーハン記号学など)やメディアの仕組み(メディア産業、組織の集中、政府の干渉など)、2学期は社会においてのメディアの役割について(ジェンダー論やメディア法など)という興味深いものばっかりでした。

授業は1週間にある1回のレクチャーで先生の指導を受けるのとその直後にあるセミナーでみんなで討論するという形です。あとはたまにあるプレゼン指導くらいかな。先生はAdvertisement専攻の先生だったので、いつも色んな国の広告とかを見比べて楽しかったです。

そんな週一のレクチャーとセミナーのためにリーディング課題やセミナーで討論する問題シートが出されます。たまに自分の国のメディア制度や自分が違和感を覚えた広告をみんなの前で紹介してねっていう課題も。

Assessment(成績を付けられる課題)はPortpolio, Essay, Presentationと割と少なかったのですが、その代わり一個一個の責任が重大(笑)

初めて学ぶことばっかりだったので、とても新鮮でしたが、専門用語が多く、もちろんわからないことばっかりなので、予習と復習にものすごく時間かけました。最初は1ページ読むのに1時間のペースだったのに、慣れてきたら専門用語もわかってきて読むスピードも上がってきました:) 

 

 

Exploring Arts and Humanities

科目名は美術と人文科学だけど、学んだテーマはUniversity (education), Good life (virtue), Fashionなどとなんだか関係なさそうな(笑)

メディア学生、歴史学生、文学生、演劇学生と様々な学生がいるクラスでテーマに従って色んな観点から見ていきます。例えば、Universityというテーマで世界の歴史をみたり、大学は経済、または民主主義にどういった影響をもたらすのか、だから大学はどういった教育をすべきなのかなど。

この授業では Independent Study(独学、自由研究)を重視するため、1つの曖昧なテーマだけを与えて、みんなで自分の専門の観点から自分で本探して、読んで、討論してみようってことです。

普段は300字くらいの小さなEssayの提出と、課題図書を読むのは毎週やらないといけないのですが、AssessmentとしてはEssay, Reflective log, Presentationで、Essayは2回ほど練習があったので、ちょっとずつ書く字数増えて慣れていく感じです。

そして毎週先生から出される課題図書はありますが、テーマが幅広すぎて一学期の間は結構何やってるかわからなくて内容がつかみにくかったのでただただ難しい内容をひたすら読んでる印象でしたが、二学期からエッセイ課題が多くなって、自分の好きなものを色んな観点から見れるというのもあるし、Assessmentのテーマも自由だったのでこの授業を楽しむようになりました(笑)

先生の人柄めっちゃよかったのでOffice Hourに通い詰めて、どう Independent Studyを進めたらいいかってアドバイス沢山もらいました、、ほんまにお世話になりました、、

この授業のおかげで、IFYの間でも自分の専門について学ぶ機会(自由テーマにより課題は全部舞台について書きました)があって、気づいたらめっちゃ楽しくて一番時間かけてたかも、、?

 

 

以上、長くなりましたが、授業のお話でした:)

最初は戸惑うことばっかりでしたが、最後には授業を楽しむ余裕が出来ました、どの授業も学び多かったです!

またこの一年間の心持ちの変化や勉強状態について書きたいと思います:)

授業は学校によってModule Catalogueで調べたりするので、気になる方は是非調べてみてください!

 

ミカソ

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