インタビュー:高校の友達、まーちゃん
皆さんこんにちは!ミカソです!
私はここ半年くらいすごくインスパイア受けている方がいて、先日インタビューしましたので、その内容について2回ほどに分けて載せていこうと思います!
その方とは…
まーちゃん (https://twitter.com/Mayasan60627925)
高校時代は二年間にわたって席が前後だったまーちゃんは、なんと高校時代はあんまり関わりがなく、高校卒業してからご縁があって仲良くなりました:)
いつもとテイスト違ったブログですが、どうか最後まで読んでくださると嬉しいです。
1 病気のこと
まーちゃんは主に対人関係と受験に関しての不安が大きくて、高1の時に不安障害と診断された。
例えば、ちょっと元気になって周りは「これできるようになったね!!」と言われると、本当はこれはもっとできるんちゃう?意味なのかなって裏読みしすぎたりとか。だから今しんどいのだと素直に言葉にでなかったそうです。
そんななか、摂食障害にもなってしまい、保健室登校が認められるが、「本当は教室に行って勉強がしたいし…」と、なかなか心が休まらなかったそうです。
きたる合唱祭、「練習できないけど、参加したい、けどできないを理由にハブられるのがいやや。」そう考えたまーちゃんは担任の先生に相談することに、すると先生が「私お酒飲まれへんねんけど、「あなたお酒飲まれへんからランチこんといて」なんていう子おらんで? みんながお酒飲んでる中私はしょんぼりしとかなあかんの? 私はみんながお酒飲んでる間、笑ってグレープフルーツジュース飲んでるだけやん。体の問題はしょうがないんやから、そんなんで排除しようなんて思わんよ。」と言われ、参加することにしたそうです。
この言葉は周りを気にしていたまーちゃんの心を救ってくれた一言で、その恩師のおっしゃった言葉を多く振り返った今でも超伝説級だそうです:)
<関連リンク>
ひつじ語録9 私お酒飲まれへんねんけどさ(グレープフルーツジュースの話) - まー🐏のブログ
3年半前、まー🐏が摂食障害になったきっかけを話そう(完治済み) - まー🐏のブログ
3年前、まー🐏の摂食障害が治ったきっかけを話そう - まー🐏のブログ
2 恩師と英文法、受験
当時はまーちゃんとあんまり関わってなかったものの、それでも強く抱いてたまーちゃんのイメージは“英文法が大好き”ということでした。しかも並々ならぬ英文法愛、英文法といえばまーちゃんでしょ!!いう存在でした(笑)
そんなまーちゃんですが、英文法を好きになったのは先程出てきた高校の恩師のおかげだそうです。
高校入学した当初、“提出物を出さないと次の日には二倍になる”という担任の先生が怖くて仕方がなかったのですが、この先生を大好きになって、先生のために提出物を出そうという逆の発想に至りました。最初はあくまでも英文法は先生の付属品でした。
当時はひたすら自己暗示して勉強していたのですが、体調が悪くてテストで力が振るわなかったことも多かったみたいです。
しかし先生は喜んでくれるので、「なんで私は特別感されなあかんねん」と思ってしたそうです。
「いつから英文法好きになったんだろう?」
と、まーちゃんは言いますが、気づかないうちに夢中になるのめっちゃかっこいいなって思ったミカソです:)
そしてまーちゃんは小学校の時のいじめを思い出すワードとしての「受験」に敏感で、高校生になったら「大学受験」と騒がれ始めるので、学年が上がるにつれて、そのストレスは多く感じていったそうです。
それを変えてくれたのは先ほどにも登場してた先生と色んな偶然。
高3になるまではまだ高3じゃないからいけるとなっていたものの、ついに高3になってしまうとそれをどうしても避けきれなくなる。だから、まーちゃんは一学期の最後で学校生活しめくくろう!!と今まであんまり参加できなかった学校行事などに参加し、青春謳歌する一方心の中では「二学期はもう学校にいかないでおこう」となっていました。
しかし、そううまくいかないのが人生。
夏休みのはじめ頃には進路ほぼ確定していたはずなのに、先生にAOの推薦文を教えてもらうことになりました。サンプルを示したところ、先生には「あんたこの学校やめとき、この学校はあんたの言語能力に合わへん、誰としゃべってても楽しくないで、そんな思いしてほしくない」と言われ、進路もわからなくなるうえに、避けていた受験のフラッシュバックも精神的に追い込みました。
そこでたまたま「死ぬな逃げろ、うちの教会空いてますよ」といった牧師のツイートに目をとめました。
これがまさにまーちゃんの進路を変えたツイートでした。
「なんで命が大事って言いきれるん!!」って思いながら、名前見たらまさかの中学生の時に学校行事でお世話になった牧師先生で。
「腹立つから、始業式の日に福岡に行って牧師に文句いいにいったわ(笑)そしたら、教会が気に入って、毎週通いたい!!と思ったからその近くにある大学に進むことにした」
そんなことで、受験が予想より長引いて、受験が本格化する夏休み明けも学校にいかないといけなくなったことはまーちゃんにとって本当に恐怖だったそうです。
「小学校の時のいじめの元凶が担任の先生で、だから受験期の先生がとにかく怖かった」
そこで、受験の先生ってみんながみんなが同じじゃないんだと気づくようになったのは恩師の言葉でした。
新たな進路を先生に知られてしまうと、「私はあんたのこと心配してないけど、体のことだけ心配だわ」とおっしゃってくださったお陰で長年の呪いが解けていきました。
3 この経験を経て、何を得たのか
中高での経験はまーちゃんの人生を大きく変えました。
「耳栓つけていいよ」や「しんどくなったら外でたらいいよ」と色々提案してくれる学校の受け入れ態勢について大学の友達に言うと
「私の生きてきた幸せな普通は普通じゃない」と気づくようになったそうです。
なぜをたどるとそこには学校自体のシステムなど関わるようことで
「だったら教える側になろうって転学部・学科を決めたのよね」
「先生が対応するのに困った時にアイデアをだしたい。
踏み台をあげる特別な支援ではなく、
本来受けるはずのサービスが受けれる保証、楽しい学校生活を送るための保証を与えていきたい」
そう思えたのも恩師から頂いた素敵な言葉たちのお陰で、高校の経験たちがちゃんと今に生きているって笑って語るまーちゃんの姿は本当にまぶしかった:)
<関連リンク>
高校時代、死ぬほど大変だった。でも不幸ではなかったよね? - まー🐏のブログ
ひつじ語録 (番外編) 多分当たり前のことしただけすぎて - まー🐏のブログ
4 今の目標
そんな素敵なまーちゃんに今の目標を聞くと
「人生何起こるかわからないから、私は今ありたい自分を楽しみたい」
「やる意味をわからずにやるのが三流
我慢してやるのが二流
楽しんでやるのが一流
楽しみすぎて成功に気づかないくらい夢中になるのが神
だから目の前の現実をずっと愛して楽しんでやっていきたい」
「読者に伝えたいのは未来はあんたの思ってるものよりもずっといいものなる。
これから先、あんたのいいことしかないで
あんたの目の前には未来が広がってるから諦めたらあかんで」
<参考リンク>
ひつじ語録14 まー🐏の前には未来が広がってるんだから - まー🐏のブログ
とのことでした。いやあ素敵…私ももっとまーちゃんみたいに過去について誇れるようになって今を楽しもうと思ったミカソでした:)
まーちゃんと話すといつも前向きになれるし、もっと自分を大切にしようと思える。
インタビューさせてくれてありがとう:)
Twitter: @micasso_uk