ウエストエンドについて
今年も残りあと少し!
今日は今年イギリスのロンドンで観たウエストエンドミュージカルについて書きたいと思います!
よくみんな耳にするのはニューヨークのブロードウエイミュージカルですが、劇場数はほぼ変わらないのに、実はウエストエンドの方が歴史が古く、観客も多いんです!ブロードウエイの方が観客が少ないのに興行収が多いのはチケット代がウエストエンドののと比べると2倍くらいするんです。
そりゃイギリスにいる間はたくさん観ないと!!(実際に進学先をイギリスを選んだ一つの理由です)
気に入っているものたちを紹介していきたいと思います。
まずは、Matilda
私がイギリスにいる間の初観劇!この作品はもともと児童文学からなのですが、日曜日の観劇のおかげもあって家族連れが多かったです。
Royal Shakespeare Companyが手掛けていて、ちょうど個人的にこの時期にあった大学に初めてのエッセイでこのカンパニーについて書いてるし、高校のプレゼンでメンションしたことがあったので初観劇は思い出深いRSCでよかった~!
ウエストエンドの劇場たちの日本と違ったところは劇場内まで作品仕様なんです!!だから、中もマチルダの世界観そのまま(あえてその画像は載せずにネタバレしないでおく)一つの作品が終わるごとに建物自体を壊して、次の作品に見合った内装やステージの形、客席の形にしていきます。
そして、それと少し似ているのがSchool of Rock
もともとが映画で、周りが家族連れが多かったです。
なんと驚くポイントが原作では男の子の役がここでは女の子がこなしているんです!
同性の親も出てきたり、色んな人種がいるので、日本では考えられなかったです。それをごく普通のように子供から大人までみんなが観劇している。
ステージの形も特別で、観客がステージを囲むような感じでみんな一体感があって、これぞ舞台のあるべき姿だなって。
そして最後に紹介するのは & Juliet
こちらは今年ウエストエンドに登場した新作。いや~これはミカソの中でのベストミュージカルオブザイヤーに値するミュージカル!!ちょっと感想他と比べて長めかもしれません(笑)
ロミオとジュリエットのジュリエットがもしや自殺という道を選ばなかったら、、、という話です。強いジュリエットが観れるのでこの時代にピッタリの作品。ロミジュリだけど、ロミジュリではない。今までの固定観念を捨てて、LGBTQの観点もフェミニストの観点も入っています。馴染みのある曲をアレンジしたものが多く思わず口ずさんじゃったり、最後はみんなで大合唱。参加するってこういうことなんだなあって。観客に若者が多かったイメージ。
これはまさに私のやりたい舞台。
皆さんもイギリスに訪れた際にはぜひウエストエンドの作品を観劇してくださいね:)
来年もたくさん素敵な作品に出会えますように!!
コメントなどは @micasso_uk (twitter)まで