コロナウイルスの状況下で思ったこと
皆さんこんにちは、ミカソです:)
先週無事帰国し、少々気持ちも落ち着いてきたので、今日はコロナウイルスについて色々思ったことを書きたいと思います。
↓ これが私自身が本当にイギリスで体験したことです、是非読んでください ↓
まず、本当に怖いと思ったのはウイルスよりも人間だと思いました。
日本国内の方も海外在住の方も多分最初に思い浮かぶのはスーパーなどでの商品の買い占めなのだろう。朝早くからスーパーの外に並ぶ異様な風景、また中に入ると保存食品の棚ガラガラ、レジ前に並んでいる人の混雑さ…日常生活にかかせないものが買えなくなり、不安に陥ったと思います。その不安からさらに買い貯めするという循環に、、
人間が善に従って判断できなくなるという恐怖
それ以外にも、コロナウイルスという理由による差別行為。
友達の中には、普段通り歩いているとコロナって叫ばれる話はよく聞いたし、
私が通っている大学の街の駅にはマスクをしていた中国人大学院生に向かって背後でコロナと言い、そして振り返ったら果物ナイフを突きつけられるという事件もありました。幸いすり傷だけで済んだのですが、このように差別意識が顕著に表れるのがすごく怖かったです。多分もともと差別の意識があって、コロナという理由があるから、してもいいと思ってしまっているのやろうな、、ただただ悲しい。
ここから先が切実に伝えたいことだから、良かったら最後まで読んでほしいな
あとは海外にいる日本人留学生からとして言えるのは
もっと留学生の気持ちを聞いてほしい
私は正規生だし国の奨学金を取っていないので、あんまり関係ない話なのですが、
私の周りにいた日本から来た交換留学生は大いに影響を受けていました。
今回のコロナウイルスの影響で、7月くらいまで滞在予定だった大学生たちが今すぐにでも帰国せざる追えませんでした。
先日ブログで書いたように14日以降の状況の移り変わりが早すぎて、追いつかない状態であったし、航空券を取るのにも一苦労。
ですが日本政府は21日以降、ヨーロッパなどの感染拡大地域からの帰国者は指定された場所(家またはホテルなど)での2週間待機が要請されている。家に公共交通機関を使って帰ってはいけないため、つまり一番最初に着いた日本の空港から飛行機で地元の空港まで乗り継いではいけないし、もし自家用車の迎えが来なければ家までの移動も自転車か徒歩しかない。
友達の中では家まで4時間かけて歩いて帰ったり、自転車で帰ったり、大阪から親に車で東京の空港に迎えに来てもらったり、、、そして自宅に帰れない子たちは空港近くのホテルで二週間宿泊。
(私も最初22日に羽田経由の関空便にしようとしていたのですが、この状態だと2週間羽田のホテルで待機だという話を聞いて、すぐに帰国日を早め、関空直行便にしました)
そして疑問に思うのが政府がサポートしてくれないこと、日本はなぜだか街中がそんな雰囲気じゃないこと。
政府が感染危険度をレベル2に上げたを原因に、せっかく一年間このチャンスを掴んで海外に留学に来れたのに、夢をあきらめて帰らないといけない。
高騰した航空券、二週間のホテル代すべて自費。最悪の場合留学の残りの授業料や寮費も返してくれない(これは今イギリス内で署名活動が行われている、また寮費については抗議しにいった人が多かったため、返してくれそうな予感)。サポートしてくれていた奨学金も打ち切りになるという話も度々聞く。
日本に帰ってきて衝撃だったのが、帰ってきた日には検疫がほとんどなかったこと、乗り換えの方たちが多くて、特に何も引っかからず、なぜかいつもよりも早く帰れました。(検疫あるのかな、時間めっちゃかかるんかなと思ってた)
SNSを見ると遊びに出かけている人ばかり、かなり異様ではないのかな
遊びに行くな、出かけるなという強い禁止文句を言うのではないけど、気がゆるんじゃうとこれからさらに感染拡大してしまうから、家族や友達を守るために今は家にいるべきなんじゃないかな。若いから大丈夫と思っている人もいるかもしれないけど、若い人でも重症化するケースがここ何日か増えています。みんなで家にいれば、自分自身が友達にハブられたかも、一回断ったらもう誘ってこないかもという考えもなくなるし、自分の時間を今までよりも楽しもうとするかもしれないし、コロナでイベントなくなったからもっと有意義なもの(例えば読書とか、映画鑑賞とか、勉強とか?)に変えようとするかもしれません。
みんなでみんなを守ろうね。
決して他人事だと思わないでほしい。
家でそれぞれ楽しめるものを探してみてはどうでしょうか?
最後にインスパイア受けた友達の記事 (同じ大学に留学していた交換留学生です、私より全然文章もかけているので読んでほしいです)
留学生の奨学金中断についての署名です
もし思いが伝わりましたら、署名よろしくお願いいたします。
長い文章読んで頂きありがとうございました。
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