Equal Pay Day
昨日、4月2日はWomen's Equal Pay Dayでしたね。
私は高校三年生の英語の授業の自由ディベートの課題で男女の賃金差について語りましたので、今日はその英語を日本語に訳したものを書きたいと思います。
男女の賃金差をなくすには主に2つの理由があると考えております。
男女平等の促進と貧困解消です。
まずは、男女平等の第一歩について。
最近、日本でも女性の社会進出について語勢を強めていますが、男女の賃金差はいまだに男女差別を残させている原因の一つだと思います。
AAUW( American Association of University Women)の研究では、女性は同じく新卒の男性の同僚に比べてなんと82%しか賃金もらえないのです。そして、その10年後には男性の69%に...女性は昇進の機会が少なく、なかでは3%の女性しかマネージャーになれません。たとえなったとしても、男性のマネージャーの81%の給料しか得られません。120種の職業の中で4つ(カウンセラー、料理人または供給人、ミシンのオペレーター、教員助手)だけ、女性は男性より高い給料が得られます。
賃金だけでもこんなに差が出ているのに、政府はこのまま何もせずほっといていいのでしょうか。
そして、貧困解消について。
厚生労働省のホームページによると、日本の貧困率は人口の15%にも及びます。
また、経済学者の阿部彩さんは貧困人口の57%は女性(2011年のデータ)だと言います。歳を重ねると、女性と男性の差はなんと13%もひらくようになってきます。
女性の貧困はさらなる晩婚化、少子化になると考えられます。子供を育てるお金がないから働きますし、シングルマザーが多いこの世の中では、男女平等の賃金を与えることによって、思いつめる人が減るのではないでしょうか。
女性の社会進出の増進だけでなく、晩婚化や少子化を防ぐためにも、各国の政府にはいち早くよりよい対策法を実施してほしいです。
調べたら、まだまだ山ほどの情報がありましたが、世の中の認識が低く、男女の賃金差がもたらす弊害をもっと皆さんに知ってほしい、知ってどうにか行動を起こし改善したい、という思いでこのブログを書きました。
今後はこのような社会問題を扱ったブログも書いていこうかと思います:)
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