774(NANASHI)だった
みなさんこんにちは、ミカソです:)
先週末に”774-field learning-”に懸ける怒涛の三ヵ月間が終わった。初めて制作した”ふみてばこ”という商品の在庫がまだ残っているので、このまま販売していくし、実感なんて一週間経ってもわかないけど、とにかく寝ても覚めても774のことしか考えていない日々がひと段落ついた。これから何回かに分けて774を通して思ったことブログに残そうと思います。
ミカソって一体何をしてたんだ!?とか、774のことわからない方はこちらをご覧ください!↓
まずは、
チームメンバーの2人、他の774プロジェクト1期生の方々、コーディネーターや事務局の方々、ヒアリングさせてくれた30名以上の方、商品を購入してくださった方々、イベントを共同開催してくださった方々、宣伝してくださった方、私がしんどい時に話を聞いてくれた友人たち
のべ100人くらいでしょうか。本当にありがとうございました。
みなさんの力があったからこそこの三ヵ月間沢山成長することが出来ました。
思い返せば、774プロジェクト1期生として活動し始めたのはちょうど3ヵ月前。
コロナ自粛の真っ最中、やりたいことが迷子となってしまって(この頃は本当にあらゆる人に今人生迷子やねんって言いまくってた)、ふとfacebokを眺めてたら、774の広告が回ってきて、直感で「参加しないと絶対後で後悔する」って感じた。
(以下が3か月前のブログです)
いざ参加してみると、参加者の志が高くて、ちゃんとしたいことが明確にあって、アイデアも斬新で、ついつい周りと自分を比べてしまうことが多くあった。自分は本当に名無し(774)で、何もなくて、何もまだ知らないんだって気持ち沈むことがあった(最初はね)。だけど、この環境なら、たくさん吸収して成長できるって思った。今まで何もやってこなかったけど、伸びしろがたくさんあるって自分を勇気付けた。
そして、チーム分けされた時には、正直「あ、はずれかもしれない」って思った。なぜって、年上の男性2人だから(笑)(当時私がこの世の中で一番関わりがなくて、苦手としていた(笑))。何考えてるかわからんし、自分の意見をちゃんと言える環境になれるのかなって心配だった。そのうえ、2人ともバックグラウンドや住む場所が違っていて、趣味も異なるし、みんなそれぞれ違った方向を向いてた気がした。
だけど、時間を費やせば費やすほど、チーム内の安心感が凄くて、心地よくて、774関連の作業をするのが毎日の楽しみになった。
何かのプロジェクトにこんなに力や時間を注ぐのが初めてで、体力的にも精神的にもしんどい時あったけど、35回もあったミーティングの1つ1つが温かさ溢れたもので、乗り越えることができた。
(私らのミーティングほんまに全国に生配信したいくらいクレイジーで面白いねん(笑))
”とりあえずふぁみりー”というチーム名の通り、とりあえず行動に移して、家族みたいな心理的安全性が確保されていて、愛を送りあってたチームだった。最初軸や理念を決めた時に、こんな安直なルールで良いのかって考えたこともあったけれど、行動に映し出してから、これらってチームアントレナーシップにおいてすごく大切なポイントが詰まってるんだって感じることができた。そんな名前や理念にしよって言ったチームメンバー天才か、、。(心理的安全性の話はまた別日のブログで書こうかな)
ゼロから作るって想像以上に大変で、初めてのことばっかりだし、ビジネスなんて今まで学んだことないし、誰に聞けばいいかもわからんくて、もし1人だったら絶対踏み出せずに何もせずに終わってしまったと思う。だけど、チームメンバーのお陰で、プロダクトが大変なのにものすごくワクワクしてきて、お互いがお互いの足りない部分を補い合って、失敗しても前向きにとらえることができて、また立ち上がって次の策にうつすことができた。「これがチームか、、!!」って、初日に”Alone goes faster. A team goes further”という言葉を思い出した。
774プロジェクトでは本来学ぶべきであるチームアントレプレナーシップを学んだ。そして、私自身としては、それ以上のものも学んだものがあると思います。
このブログの最初の方でも、以前のブログでも書いた通り、やりたいことが渋滞して、本当にやりたいことがわからない上に、自分が自信がない状態で774に参加した。774を通してなんだか少し道が開かれた気がした。みんな本当に一人ひとりが輝いていて、それにインスパイアされることが多くて、私も素直に自分がワクワクするものを作り続けていきたいと改めて気づいた。今までは様々なやりたいことで路頭に迷ってたのに対し、自分は本質的に心理的安全性のある場や人が心躍るようなものが作りたかったのではないかとなった。
そうだ、誰もが安心する、暖かさを提供できる舞台演劇を作りたかったんだ。だからこそ、ただのエンターテイメントだけでなく、今まで開発演劇、リハビリ演劇、演劇教育とかに興味をもっていたんだって気づいた。
774では舞台とはかけ離れてたことをしていたはずなのに、やっぱり舞台に戻ってきた。
プログラム最終日の名前がRestarting Dayとあったのですが、最後なのにRestarting、変だなあって最初思ってたんです。ちゃんと最後になって実感した。これで終わりというわけではなく、ただの通過点なのであって、これからまた気持ちを整えて、出発するんだって気づいた。
3か月前には想像できなかった世界が今は待っている。
このプロジェクトは本当に最後までだれ一人オフラインで会うことなく終わった。オンラインでの活動や販売なんて昔はあんまり想像できなかったけど、思ってた以上に沢山できることがあって、みんな活き活きとしていた。不思議だなあ。オンラインだからこそ、全国からこんなにも様々な価値観が集まるし、想像の壁をぶち壊すことだってできる。
自分は名無しだと思ってたけど、無限に挑戦できる可能性しかなかった。
ありがとう。774。
これからもLearning Journeyは続くよ。